みなさまおひさしぶりです。
PEです。
新卒の僕等も各々配属が決まり7月からそれぞれの道を歩んでおります。
さて本題ですが、7/30に第2回ジオメディアサミットが開催されました。
どんなサミットかというと、"位置"をキーワードにメディアサービスを展開している企業や、そんなメディアが大好きな人々、自分でそんなサービスを作っちゃってる人々が企業や分野の垣根を越えて交流する場という感じです。
このジオメディアサミットに、マピオンチームも参加致しました。新卒からはヒロとわたくしPEが突撃してきました。
今日はそのレポートをさせていただきます。
今回参加の参加者は全部でなんと100人以上!
○まずはクウジット株式会社の末吉社長のプレゼンテーション

皆さんは自分の位置をどうやって知りますか?
今ならGPS携帯があるので、GPSで位置を知る場合が多いと思います。
でも、ビルの中、地下で正確に位置を測る事はできません。
衛星と通信しなければならないからです。
そこでクウジットのPlaceEngineが登場するわけです。
PlaceEngineは、場所が持つユニークな無線LANの電波パターンから測位する技術で、室内でも地下でも位置がわかるシステムです。
そしてPlaceEngineを軸にしたメディアを通してその場所にいる人々の感覚や場所・空間の概念を拡張するということを目指しておられるそうです。
事例として、iPod Touchで山手線で自分の位置を知ることができ、その土地の特色を示すインターフェースを提供するアプリなどを紹介していただきました。
そして末吉社長はえらくダンディーでした。
実はマピオンでもPlaceEngineが使えるんですよ!
外出先でWiFiを使用していれば、マピオンのサイト上から、「現在地を取得」ボタンをクリックするだけで、現在地の地図を呼び出すことができちゃいます!
○次にグーグル株式会社の石原さんと河合さんのプレゼンテーション

Googleさんのプレゼンは盛り沢山で
Google Street View、Google Earth API、その利用事例など、サービス盛り沢山のGoogleらしいプレゼンでした。
とくに圧巻だったのはGoogle Earth API。
このAPIを用いると、ブラウザ内にGoogle MapsではなくGoogle Earthの3次元表現を描画することができるのです。
そしてその事例として、エベレストを車で疾走するゲームを紹介していただきましたが、これまたすごい。
ちゃんと崖などまで行くと車が落ちたりジャンプしたりするんです・・・。
このAPIを使えば色んなことを色んなユーザが表現できるようになるわけですね。
そして、Googleはユーザと共にジオメディアの発展を目指しているということがよく伝わってきました。
○次に株式会社ロケーションビューの中山さんのプレゼン

ロケーションビューは街並みを撮影した位置情報付き全周囲画像を扱っていて、そのサービスはまるで街並みを車で疾走しているかのような景色を提供してくれる映像コンテンツです。
しかもこの膨大な量の画像を全部車で実際に走って撮影したようです・・・。恐るべし。
東京23区では13,500kmの道をカバーしているらしいですよ。
現在三輪明宏を探せ!というキャンペーンをしているようです。皆さんも探してみてください。他にも面白い画像がいっぱいありそうです。
○そして来ましたヤフー株式会社の佐藤さんのプレゼン

Yahoo!はポータルの特性を生かしユーザ参加型のコンテンツに力を入れていることがひしひしと伝わってきました。
その代表例が「みんなで作ろうYahoo!地図」だと思います。
想像してみてください。自分の指摘で地図が修正されていくんですよ?そらもう興奮しまっせ。
「この地域は俺の庭のようなもんだ。俺にまかせな!」なーんて心強いユーザを見方に付けることができるかもしれません。
この他にも、モバイル端末からのワイワイマップへの位置情報の投稿など、今後が楽しみなサービスが盛り沢山でした。
○さて最後のプレゼンはライトニングトーク。
ライトニングトークは持ち時間一人5分で繰り広げられるスピード感溢れるプレゼンテーションです。
この中で一番印象に残ったのはKBMJの佐藤さんとリクルート メディアテクノロジーラボの寺井さんですね。
お2人に共通するキーワードは「斬新なインターフェース」でしょうか。

佐藤さんは「電脳メガネ」。このメガネをかけるとその位置と向いている方向に即した位置情報コンテンツが表示できるそうです。
ス●ウターを思い出しました。そして、見た目がまさに未来!

寺井さんはWiiリモコンを利用した斬新なインターフェースを紹介してくれました。
普通はリモコンを動かすんですが、リモコンを固定してターゲットを動かすことによりタッチスクリーンを実現していました。
炎からでる赤外線を利用してスクリーンに投影された地図をまるで松明のように照らすおもしろいアプリを見せていただきました。
以上でサミットは終わり。
わたしの感想ですが、今回参加していた人々は、純粋な位置情報の専門家だけではありません。
このことが成功の秘訣なんだと思います。
数年前までこの手のイベントに参加するのはいわゆる「地図オタク」な人々でした。
しかし今回のサミットに参加して、位置情報の利用の裾野がぐんぐん広がっていることを実感しました。
位置情報の専門家ではない人達が、位置情報を利用したサービスをどんどん創出できるインフラが今は整ってきたのだと思います。
みなさんも挑戦してみてください。そして面白い、いい意味で馬鹿なサービスを作ってみてください。
また、逆に言えば位置情報の専門家や我々地図業界の人々も積極的に異なる業界に進出して位置情報を利用した突拍子もない新しいサービスを生むチャンスが世の中にはゴロゴロ転がっている事を痛感しました。
仲間内でちびちびやってる時代じゃないっすね!
余談(というかこっちがメイン?):
サミットの後に開催された懇親会はまたカオスで楽しかったです。
普通に考えてYahoo! + Google + マピオンが楽しそうに酒を飲む場面を想像できますか?
そしてフレッシュな学生さんも混じったりとすごく楽しかったです。
位置情報の未来は明るいんだなぁ。
そして始まるカオスな中でのライトニングトーク。
我先に発表せんと集まる人々。
マピオンチームからも発表をさせて頂きました。
いつかこの場で自分が発表できるものを作りたいですね!
皆さんも次回参加してみてください。
そしてアイディアをぶちまけてくださいませ!
以上 長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。


