株式会社マピオンは、2017年1月20日（金）に20周年を迎えます。20周年を迎えることができましたのも、ひとえに多くの皆様のご支援とご厚誼の賜物と深く感謝いたします。

インターネットやスマートフォンの普及により、この20年間で地図の利用方法も大きく変わりました。行きたい場所を調べる場合、かつては、地図を事前に準備しなければいけませんでした。今では、GPSを用いて現在位置の地図からルートも調べられるようにもなりました。
私たちは、この20周年を機に、地図をワクワクする"楽しい未来"とともに"確かな今"が伝わるサービスへと進化させ、皆様に役立つ情報を提供してまいります。
今後とも、もっと「ココロも、カラダも、動かすマピオン」をよろしくお願いいたします。■マピオンのあゆみとこれから
1997年1月20日、当社の前身である株式会社サイバーマップ・ジャパン(※)が設立され、同時に、日本初のインターネット地図情報サービス「Mapion」が誕生しました。今では、月間約2,300万人のユーザが利用する規模にまで成長し、日本全国の地図検索はもちろん、ルート検索や天気予報など地図と関連性の高いコンテンツも提供しています。(※)2009年に株式会社マピオンに社名変更
　
2006年には、モバイル端末の位置情報を活用した「ケータイ国盗り合戦」がスタートしました。日本全国600エリアを制覇していくスタンプラリーゲームを基本とし、現在も位置情報ゲームのさきがけとして楽しんでいただいています。
このような地図や位置情報で培ったノウハウは、地図コンテンツや店舗検索ASPサービス、位置情報可視化分析ツール「loghouse」などの企業向けソリューションに活かされ、200社以上の企業と取引きさせていただいています。
　
2014年には、企業スローガン「ココロも、カラダも、動かすマピオン」を制定しました。"ココロを動かすこと"、"カラダを動かすこと"を常に意識したより良いサービスや価値を世の中に提供していくことを目指しています。
また、2015年からは、凸版印刷株式会社の100％出資子会社となりました。トッパングループとして連携を強化することで、新事業の創出に取り組んでいます。
　
そのような中、ウォーキングゲームアプリ「aruku&（あるくと）」や、学校教育向けアプリ「マピオン・アクティブラーニングマップ」など、地図や位置情報を活用した新たなサービスも誕生しています。
　
今、地図や位置情報の取り巻く環境が大きく変わり、当社は大きな転換期を迎えています。地図はこれまでの行きたい場所を探すためのものから、生活者の"今"、そして"未来"を知るためのマーケティングツールへと進化しようとしています。地図と行動情報を起点に、どんな時も生活者を最適に導くことができる、社会生活インフラの一翼を担う企業へと進化すべく、2017年はさらなる飛躍をめざしてまいります。