株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)

株式会社マピオンは、2019年4月1日をもちまして社名を、株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)に変更いたしました。

マピオン、地図デザインアップデートを実施
~全国約25万件のバス停の掲載や、震災を受けより詳細な標高表現を実現~

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株式会社マピオン(東京都港区、代表取締役社長 佐藤孝也)は、このたび同社の地図検索サービス「マピオン」にて提供中の地図において、地図デザインのアップデートと情報の大幅更新を実施いたしました。今回の更新では、国土交通省国土計画局が整備している「国土数値情報」にて2011年4月に公開された「バス停留所」データを採用しております。

【提供開始日】 2011年6月15日(水)

【利用料】 無料

【URL例】
1)バス停の充実
2)等高線表現の詳細化


■背景

マピオンでは、2009年に地図デザインの大幅刷新を行って以来、ゼンリン社の詳細市街図を採用しながらも、2010年には登山道や未舗装道路、バス路線の追加など、多様なデータの採用により、当社独自の改良を重ねてまいりました。
特に「バス停留所」の掲載に関しては、多くのユーザーからご好評をいただいており、今回はより広い地域でのランドマーク情報の追加を目指して、国土数値情報の「バス停留所データ」採用に至りました。


■デザインアップデートの概要

1)国土数値情報の「バス停留所」データ採用

今回の地図デザインアップデートでは、国土交通省国土計画局が整備している「国土数値情報」にて2011年4月に一般公開された「バス停留所」データを採用いたしました。
マピオンでは従来約7万5千件のバス停留所データを地図上に掲載しておりましたが、今回採用したデータは約25万件と、従来の3倍以上の件数となります。またカバーエリアについても、従来の都市部・市街地を中心とした分布に比べ、都市郊外や地方、離島にまで広がっており、ランドマーク情報の少ない地域においても、バス停留所を目標物としてご利用いただくことが可能となります。

2)標高線表現の改善

マピオンでは従来より、登山道や未舗装道路の描画、標高のグラデーション表現など、「山地図」としての用途を意識した地図を制作してまいりました。
その中で、1/21000~1/1500縮尺の標高線については、地図の可視性に重点を置くべく、デフォルメしたデータを使用しておりました。しかしながら、2011年3月11日に発生した東日本大震災以来、ユーザの皆さまより、右クリックで表示される標高(海抜)データについて、実用面で大きな関心を寄せていただいている中で、地図としてもより正確で詳細な表現をご提供するべきではないか、との考えに至りました。
検討を重ねた結果、今回のデザインアップデートを機に、より詳細な標高線の表現を採用することといたしました。


■今後の展開予定

マピオンでは今後も各種データを積極的に採用し、ユーザーのご意見を反映しながら、見やすさ・使いやすさ、情報の鮮度にこだわった地図の提供を目指してまいります。

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