株式会社マピオンは、2019年4月1日をもちまして社名を、株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)に変更いたしました。
マピオン、Androidアプリに組み込める地図APIを無料公開
~ 美しい地図をAndroidに、『Mashup Award 6』にも提供中。 ~
株式会社マピオン(東京都港区、代表取締役社長 佐藤孝也)は、同社が提供する位置情報に関わる新サービスを試験公開する実験サイト『マピオンラボ』において、Androidアプリに組み込める無料地図API、『Android Maps API』を無料公開しました。
また『Android Maps API』は、複数のWeb APIを組み合わせて開発された新しいWebサービスのコンテスト『Mashup Award 6』にも提供されています。
【サービス名称】 『Android Maps API』
【URL】
Android Maps API
マピオンラボ
Mashup Award 6のAPI紹介
【利用料金】
非商用であれば個人・法人問わず無料
※1日あたり10,000ページビューまで
■ Androidアプリから利用可能
『Android Maps API』ではフリックによるフリースクロール可能な地図をAndroidアプリケーション内に埋め込むことができます。地図を操作したり、動的コンテンツを地図へ追加するためのAPIを利用することで、リッチな地図アプリケーションをすばやく作成することが可能です。
このAPIを利用して作成されたAndroidアプリケーションが『マピオンマップ』です。Androidマーケットから『マピオンマップ』と検索すればダウンロードサイトにアクセスできます。
『マピオンマップ』:http://labs.mapion.co.jp/blog/mobile/androidapi.php
■地図はマピオンと同じく常に最新に更新
提供される地図画像はマピオンサイトと同期され、毎日更新されています。
参考リリース:マピオン、地図データの毎日更新を開始
http://blog.mapion.co.jp/release/2010/03/100330_14107.html
■ 開発の背景
マピオンで利用している地図APIは、Webブラウザを対象としたものであり、Androidから利用するには、アプリケーション内にブラウザ(WebView)を組み込む必要がありました。現時点におけるWebkitの性能では、スムーズな地図スクロールの実現が難しい状況があります。そこで、AndroidネイティブなAPIを開発することにより、より利便性の高い地図アプリケーションの提供ができると考えました。
■ 今後の展開予定
さらなる地図表示のスピードアップのため、より軽量な地図画像の提供や、ローカルキャッシュ機能を追加することにより、通信のできない場所でも利用を可能にすることなどを検討しております。また今後、様々な地図デザインの切り替えも予定しています。