株式会社マピオンは、2019年4月1日をもちまして社名を、株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)に変更いたしました。
マピオン、地図デザインアップデートを実施
~ 視認性向上により、意外な「地理トリビア」も一目でわかる地図に ~
株式会社マピオン(東京都港区、代表取締役社長 佐藤孝也)は、このたび同社の地図検索サービス「マピオン」にて提供中の地図について、デザインアップデートと情報の大幅更新を実施しました。
【提供開始日】 2010年6月17日(木)
■ 背景
マピオンではこれまで、ユーザーの声に応える形で積極的な地図デザインのカスタマイズを重ね、「登山道」などにも対応してまいりました。また、今年3月には地図データの日次更新を開始し、ユーザーから寄せられた指摘を最短一日で反映。これまでに反映されたデータは1,000件以上にのぼります。
今回のデザインアップデートでは、「もっと見やすい地図を」との要望に応える形で、視認性のさらなる向上にスポットを当てております。
■ 概要
▽ 市区町村の色塗り分け実施、境界線表示の改善
1/75000縮尺で全市区町村の色塗り分けを実施し、1/21000縮尺では境界線の表現にも改善を加えました。隣接する市区町村は別々の色となるため、市区町村の領域が一目で分かるようになっています。
なお、この改善により「目黒駅は目黒区ではなく品川区にある」「荒川区に荒川は流れていない」といった、いわゆる「地理トリビア」が一目で分かるようになりました。
地図好きなユーザーの皆さまにも、「地理トリビア」探しを気軽にお楽しみいただければ、と願っております。
▽ 重要ランドマークに太字フォントを採用
1/3000以下の詳細縮尺において、待ち合わせスポットや有名ビルなどの重要ランドマークを、一般の商店や施設に比べて目立つ、大文字・太字フォント、縁取り付の表現としました。
地図上の重要な情報が目に入りやすくなり、プリントした際にも目立つため、「迷わない地図」として日常の様々なシーンにご活用いただけます。
■ その他の改善ポイント
▽ 主要動物園、テーマパークなどの園内施設名を掲載
「上野動物園」を初めとした主要動物園、「東京ディズニーランド」や「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」などの大規模テーマパークの園内施設名を詳細に掲載。「サル園」「シマウマ舎」などの場所が、デフォルメされた園内マップではなく実際の縮尺で分かるため、見て楽しいだけでなく、事前の行動計画にもお役立ていただけます。今後、反響を見ながら対応施設を増やしていく予定です。
▽ 観光地のラベル情報を全国約1,000ヶ所追加
これまで、主要観光地のエリアを示す「箱根」「八ヶ岳」などのラベル表現を全国で数十ヶ所採用していましたが、今回は約1,000ヶ所のラベル情報を追加し、目的の観光地が一目で分かるようになりました。今後も随時追加を行っていく予定です。
▽ 山地図としてのクリエイティブ向上と機能強化
1/15万以上の広域縮尺で、標高による細かなグラデーション表現を採用。山の多い日本の地形を実感していただけるクリエイティブを目指しました。
また、富士山、八ヶ岳、北アルプス周辺を中心に、登山道名および山小屋を地図上に掲載しました。対応は現在のところ一部エリアのみとなりますが、今後も随時、対応エリアを拡張していく予定です。
例)富士山(1/21000縮尺)
【URL】http://www.mapion.co.jp/m/35.366_138.75241_7/
■ 今後の展開予定
これまでマピオンでは、サイト上のアンケートを通じてユーザーのご意見、ご要望を収集し、品質の向上に努めてまいりました。今後も継続的にアンケートで得たユーザーの声を反映していくとともに、皆さまに高く評価される品質の高い地図の提供を目指してまいります。