株式会社マピオンは、2019年4月1日をもちまして社名を、株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)に変更いたしました。
マピオンが次世代地図情報システムのプロトタイプを公開 実験サービス「マピオンラボ」でWebブラウザによる高速スクロールを実現
株式会社サイバーマップ・ジャパン(東京都千代田区 代表取締役社長 村田岳彦)は、同社が提供するインターネット地図情報サービス「マピオン」内に新設した「マピオンラボ」において、次世代の地図情報システムのプロトタイプを公開いたしました。
今後サイバーマップ・ジャパンはマピオンラボ」を次世代地図情報システムの研究開発基盤として位置づけ、ユーザ及びサポート企業と共に、人・場所・モノの位置情報をいかに効率よく、快適に探すかという観点から、地図情報サービスの未来を考えていきます。
「マピオンラボ」による実験の第1弾は、今まで専用ソフトウェアでしか実現できなかった高速スクロールが可能な地図インターフェイスを、一般のWebブラウザで閲覧可能にしたものです。
<実験の概要>
検証実験はマピオンラボ http://lab.mapion.co.jp/ 内で行います。
ロゴ
◆検証期間
第1弾の高速スクロール地図は平成16年11月11日〜3月末日までを予定。
◆利用条件
利用料は無料ですが、利用者は「マピオンラボ」への会員登録が必要です。
◆推奨システム
・OS:Windwos2000, WindowsXP, Mac OS X
・CPU:Intel Pentum (R) III 500MHz相当以上/PowerPC G3 400MHz以上
・メインメモリ:512MB以上
・インターネット接続回線:実測1Mbps以上
◆対応ブラウザ
推奨ブラウザ
Windows Internet Explorer 6.0以上
動作可能ブラウザ
Windows Internet Explorer 5.5 SP2
Windows/Mac Firefox 1.0以上
Windows/Mac Opera 7.53以上
Windows/Mac Netscape Navigator 7.1以上
Windows/Mac Mozilla 1.7.3以上
Mac Safari 1.2.4以上
Mac Camino 0.8.1以上
◆今後のビジネス拡大に対応できる拡張性に富んだ地図情報サービスの構築
サイバーマップ・ジャパンの提供する地図ASPサービスは、「マピオン」の地図検索エンジンをベースにカスタマイズされ、多くの企業にインターネット地図システムとして採用されてきました。しかし多様化する位置情報サービスへのニーズに対応するため、より拡張性の高いシステムが必要とされてきました。
そのため、先進技術の検証とユーザビリティなどのデータ収集を目的に実験サービスとして公開を行い、今後の急速なビジネス拡大に対応できる拡張性に富んだ地図情報サービスの構築を目指して、「マピオンラボ」を開始しました。
なお、検証の結果、実用に向けた評価が得られたものはマピオン本サービス(www.mapion.co.jp)へ投入していきます。また、今回の初期構築段階で得られたノウハウによって、複数の企業、団体へのライセンス提供が決定しています。
◆実験の第1弾では検索の利便性とユーザビリティを追求
マウスのドラッグ操作によるスムースな地図スクロールを実現するには有料の専用アプリケーションを使わないと不可能でした。「マピオン」は、一般のWebブラウザ上でプラグイン等をインストールする必要なく快適な高速地図スクロール機能を開発いたしました。この機能により、見たい場所の地図を素早く表示し、周辺の地図を快適に閲覧することが可能となりました。
◆ 今後はパーソナライズが可能な地域情報検索サービスの実験を実施
今後は、特定の条件を満たす地域情報(宿泊施設、飲食店、不動産、駐車場など)を地図をスクロールさせながら検索できる機能の拡張や、ユーザーから投稿された口コミ情報の表示・検索など、ロケーションに関わる地域情報の効果的な検索手法として、パーソナライズが可能な地域情報検索サービスの実験を行っていく予定です。
マピオンは、今後も信頼性の高い地図検索機能をベースに、毎日アクセスしたくなる「楽しいサービス」と、探したいときに探したい場所が見つかる安心と感動を創造し続けて行きます。