書評:「Ruby on Rails 3 アプリケーションプログラミング」
2011/05/26
技術評論社さまから献本いただきました「Ruby on Rails 3 アプリケーションプログラミング」がマピオン唯一(未確認情報)のRails使いの私に回ってきました!
本書の対象読者は
- Rubyの文法は大丈夫で
- HTTPについて基本的な知識を有している
方を前提にしています。
旧バージョンを使ったことがなくても、いきなりRails3から入れるように順序立てて解説されているのでRailsが始めての方でも大丈夫です。
第1章 イントロダクション 第2章 Ruby on Railsの基本 第3章 Scaffolding機能によるRails開発の基礎 第4章 ビュー開発 第5章 モデル開発 第6章 コントローラ開発 第7章 ルーティング 第8章 テスト 第9章 Railsの高度な機能
Rails3はリリースされてからかなり経つにもかかわらず、日本語の情報がそれほど多くなく、逆にRails2までの情報が多すぎてこれから始める人には混乱するんじゃないかなと思うところがありました。
本書は非常に整理されていて頭から読んでいけば確実にアプリケーションを作成できるようになれる内容なので、Railsが気になっている方は買って損はないでしょう。
特に4章〜6章はビュー/モデル/コントローラとRailsの大事なところが過不足なく解説されていますから、混乱せずに済むはずです。
Rails3から刷新されたRESTfulインターフェースのサポートが手厚くなったルーティングについても詳しく載っています。
個人的にはGetTextをずっと使っていたので、標準で搭載されている国際化について日本語で楽に理解できたのがラッキーでした。
また時折傍注にRails2からの変更点が、Rails3から始めた人には邪魔にならず、Rails2以前から使っている人にはありがたい情報として記載されているのが良いですね。私も始めて知った事が少なからずあり、役に立ちました。
内容とボリュームの割には活字も大きくてページ数も460ページと(この手の技術書としては)少ないほうなので読みやすい。索引もしっかりしています。
あえて弱いところを捜すと、コードの断片が多く動くサンプルも必要最低限なものなので、初心者が見た目でおぉ!ってなる要素が少ないところでしょうか。ほんとに、あえて言えばですが。
それとちょっと疑問に思ったのがルーティング(config/routes.rb)の説明では、まずlegacy wild controllerを有効にしてますけどRails3から始めるなら、個別に定義して行ったほうがいいのかと思ってました。この辺どうなんでしょう?
やっと発売された日本語のRails3解説本です。是非手に入れてサクサクアプリケーションを開発して下さい!
#ちょうど内部ツールを始めてRails3を使って書いたばっかりだったので、もう少し早く手に入れていたらいろいろと楽だったな...



